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◆ 広告の読み方(その2)

 不動産広告には、周辺にどのような施股があるか表示されていることがあります。
 気に入った物件を見つけたら、詳細な地図を持ち、現地を肪れるなど周辺の環境についてもよく調べてみましょう。

11.団地の規模とその施設

■聞発面積、総区画数、販売区画数

 団地全体の大きさはどのぐらいか、どのような施設が敷地内に造られるかは、とても重要なポイントです。団地の規模は、開発面積や総戸数・総区画数などで大きさを知ることができます。

 開発面積とは、開発する団地全体の総面積をいい、道路、学校、公園、病院などの用地も含まれます。

 総区画教とは、団地内のすべての区画数をいい、過去に販売済みの区画、現在販売中の区画、将来販売する区画数を合算した区画数が表示されます。広告では、分譲宅地の場合、総区画数と販売区画数が、新築分譲住宅の場合は、総戸数と販売戸数が表示されます。

 団地型の分譲マンションの場合には、広告時に実際に販売しようとする建物ごとに、たとえば、「A棟=総戸数75戸・販売戸数74戸、B棟=総戸数70戸・販売戸数70戸」等と表示されますが、管理員室や事務所等については「総戸数70戸、ほかに管理員室、集会室各1戸あり。1階は全フロア事務所および店舗となっています。」等と表示されます。

■団地内の公共・公益施設

 団地全体を一つの商品とみることができますが、この場合、学校、図書館、診療所などの公共・公益施設の有無やその内容は、商品の品質内容を表すものといえます。もし施設が未完成のときは、その完成(整備)予定時期が表示されますが、大きな団地の場合は、当初予想できなかった事情によって完成が多少遅れることや、計画と内容が少し変わることもあります。

12.環境

■団地外の公共・公益施設

 団地周辺の学校、病院、市役所、公会堂などの公共・公益施設は、広告時に現に利用できるものを物件までの道路距離を明らかにして表示されます。なお、広告時には利用できなくとも、工事中や国や県などの公共団体が建設を決定しているものは、現に利用できるものと併せて表示する場合に限り、その整備予定時期を明らかにして表示してもよいことになっています。学校は、近いかどうかに関係なく、地元の教育委員会で通学区域が定められていますから、広告には、通学できる学校が表示されます。

■団地外の商業施設

 デパート、スーパーマーケット、商店等の商業施設については、現に利用できるものを物件までの道路距離を明らかにして表示されます。ただし、工事中であるなどその施設が将来確実に利用できると認められるものにあっては、その整備予定時期を明らかにして表示することができることにしています。

■環境のマイナス要素

 住んでいるうちに周辺の環境が変化することがあります。たとえば、買ったマンションの隣に大きな建物がたち、日当たりや風通しが悪くなることや、近くに鉄道や高速道路が建設され、騒音に悩まされることもあるでしょう。このように客観的に住まいとして好ましくないものが将来出現することがはっきりしているときは、パンフレットに必ず表示することになっていますから確認することが大切です。特に、市街地型のマンションは、工場跡地に建設されることがあり、周囲には騒音や煤煙などの発生する工場が建っていることがありますから、必ず現地を自分の目で見て回りましょう。パンフレッ卜のほかにできるだけ詳しい地図を用意しておくことも必要です。

13.写真・完成予想図

 物件の写真は、実際に販売するものでなければ掲載してはならないことになっています。ただし、建物が建築工事の完了前であるなどの事情がある場合は、実際に販売する建物と同じものであれば、他の物件の写真をその旨を明らかにして使用できます。モデルルームの写真も同様です。他の建物の外観写真の場合、建物本体は同じでも門、塀、植栽などが実際に販売する建物と異なることの方が多いので、この場合はその旨を表示しなければならないことになっています。

 完成予想図は、事実と違う表示でなければ建物本体のみを描けばよく、建物の周囲などは描かなくてもよいことになっています。完成予想図は、実際のものよりもよく見えるのが普通ですから、絵にまどわされず、現地の状況をしっかり確認しておきましょう。

 

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