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不動産広告の相談事例(表示規約)

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必要な表示事項

1「ポスティングチラシ」(住宅等のポストに投函するチラシ)には、必要な表示事項の規定は適用されますか?

新聞に折り込まずに、営業担当者などが直接、住宅のポスト等に投げ込むチラシ(ポスティングチラシ)は、新聞折込チラシと同じ扱いをしていますので、同じ必要な表示事項を充たす必要があります。物件の種別ごとに決められた事項を確認・記載の上、配布してください。

ポスティングチラシで特に多い違反として、[1]文字の大きさが著しく小さい、[2]文字が潰れていたり、かすんでいるなど不鮮明なもの、などがあります。必要な表示事項は「見やすい場所に、見やすい大きさ(原則として7ポイント以上)、見やすい色彩の文字により、分かりやすい表現で明りょうに表示しなければならない」と規定していますので、「文字が小さい」「不鮮明」である場合、仮に必要事項を満たしていても「書いていることにはならない」のでご注意ください。

また、元々、B4版の大きさの折込チラシをポストに入れやすくするためにB5版に縮小して印刷したりすると、文字が小さくなったり、潰れたりしますので、このようなケースも充分注意してください。

2建築年月が不明な中古住宅の表示方法

建物の建築年月がわららない(登記簿を見ても「不詳」となっているケースなど)場合は、固定資産課税台帳を閲覧して、そこに記載されている建築年月を記載してください。この台帳にも記載されていない場合には、おおむねの経過年数で構わないので、例えば、「建築後50年以上経過、建築年月不詳」等と表示してください。

なお、その建物が古いなど現状のまま、もしくはリフォーム等を施しても使用するには無理があるような場合は、「古家付きの売地」として広告してしまう方法もあります。売地として広告するならば「建築年月」は必要な表示事項ではありませんので記載する必要がなくなります。

3総戸数15戸のマンションを一括(1棟)で販売しようと考えています。ホームページで広告する場合の必要な表示事項を教えてください。

マンションやアパート等の全戸を一括して売却する場合(1棟売りマンション等)は、「土地付建物」の取引となりますので、表示規約第8条(必要な表示事項)の別表5の「新築住宅・中古住宅・新築分譲住宅で残戸数が1戸のもの」に掲げる以下の必要な表示事項をすべて記載する必要があります。

  1. 広告主の名称又は商号並びに事務所の所在地
  2. 広告主の事務所の電話番号
  3. 宅建業法による免許証番号
  4. 取引態様
  5. 交通の利便
  6. 土地面積及び私道負担面積
  7. 建物面積
  8. 建物の建築年月
  9. 価格
  10. 情報登録日又は直前の更新日及び次回の更新予定日

を記載する必要があります。

なお、これらの必要な表示事項は、中古住宅や新築住宅などの土地付一戸建住宅を前提に定めたものであるので、一戸建住宅とマンション等の共同住宅とでは、建物の形質、構造、居住性などが異なりますから、一戸建住宅としての必要な表示事項を記載しただけでは、取引しようとする物件の構造等を説明するには不十分といえるでしょう。
このため、前記の10項目に加えて、

  1. 総戸数
  2. 構造及び階数
  3. 一戸当たりの専有面積

の3項目を表示し、さらに、分譲物件と誤認されないように、建物を一括で売却する旨も表示する必要があるでしょう。